海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2026年06月15日

節約してよ!

しんちゃお
最近、宿舎の停電がありました。
急な停電になると、エアコン・扇風機・冷蔵庫が使用できなくなり
明るさに関しては非常用品が活躍する・・・でも、暑さはしのげない・・・
暑さ対策を考え中のフエです。

まるめろ式高齢者介護ホーム

介護ホームでは

・オムツ類(使い捨て手袋・おしりふき・アウター・パット)
・薬代
・おやつ代
・検査代

などは家族の自費です。

ある利用者は、薬3錠で90万ドン(5,000円以上)かかっています。

実際には多くの消耗品も必要になります。

オムツ、おしりふき、使い捨て手袋...。

毎日かなりの量を使用します。


自宅や病院では、

「オムツがびしゃびしゃになったら交換」

ということも少なくありません。

漏れても大丈夫なように、お尻の下へフラットタイプのオムツを敷いていることも見たことがあります。

一方、介護ホームでは尿量を把握する為に2〜3時間ごとにオムツ交換を行います。

そのため消費はどうしても早くなります。

長期間利用すると、オムツ代だけで月3万円ほどかかることもあります。

薬代も合わせると4・5万円かかります。


特に褥瘡がある利用者は、さらに消費が増えます。

傷を守るために交換回数を増やしたりします。

私たちにとっては「治すために必要な消費」


以前、ご家族から

「オムツを使い過ぎではないか?」
「もっと節約してほしい」

という相談がありました。

その時は、

・交換時間
・尿量
・漏れの有無

を確認しながら、本当に回数を減らせるのか検討しました。

必要な部分は維持し、調整できる部分は調整しました。

家族へ説明し理解してくれました。


そして最近、再び

「オムツを使い過ぎではないか?」
「節約してほしい」

という声がありました。

薬代など、他の出費も増えてきたためだと思います。

家族の気持ちもよく分かります。

介護は決して安いものではありません。


私たち介護側は、

「傷を治したい」
「快適に過ごしてほしい」
「皮膚トラブルを防ぎたい」

と思っています。

だから必要だと考えて使います。

一方で家族は、

「本当にそこまで必要なの?」
「無駄はないの?」

と考えます。


「なぜ必要なのか」

を説明する必要があります。

介護側の当たり前は、家族の当たり前ではありません。

節約も大切。

でも、その節約で傷が悪化したり、利用者が苦痛を感じたりしては意味がありません。

家族には必要性を再度説明し「分かっているよ、ケアしてくれてありがとうね」と言葉を頂きましたが

出費が重なると、不安や負担は大きくなります。

そうすると、

「こんなにお金を払っているのに...」

という気持ちになるのだと思います。

そして、

「あそこが綺麗ではない」
「こちらの対応が悪い」
「あっちと比べてどうだ」

と、別の視点で不満が出てくることもあります。

それは介護への不満というより、

将来への不安や経済的な負担からくる気持ちなのかもしれません。

介護ホームの仕事は、

利用者を支えること。

そして同じくらい、

家族の不安や負担感を支えること。

それも大切な介護の仕事だと感じています。

ちゃお

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