海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2026年05月16日

「ほれ、おまえも食べろ」・・・INフエ

しんちゃお
今回は
胸が締め付けられるような、気持ちをお伝えします。

長期間利用されている、NHAさん。
食事摂取は安定しています。
2026.05.16 ④.jpg

病院では、20時のミルク(エンシュア)が「元気になる秘訣」とされ、いつもベッド上で飲まれています。

今日は私は遅番。
その時間、覚醒しトイレに行った後だったので
「今日はバナナを食べてもらおうかな」と思い、看護師へ確認して提供することにしました。
2026.05.16 ③.jpg
(これは先日のお散歩)

いつもと違い、今日は離床して提供。

離床してバナナを見たNHAさんは
「ん?今日はいつもと違うね?」
そんな表情。

そして
「ん?バナナ?いいの?」
というように、黙々と食べ始めました。

・・・あれ?
いつもより飲み込みが良い。
一口ごとに口の中に残らない。

姿勢?
雰囲気?
時間帯?
"何が違うのかな"・・・と感じながら見ていました。

半分ほど食べたところで、残りを渡すと・・・

ずっと持ったまま、食べません。
(いつもは他の人の物も食べる勢いで食べます)

「ん?どうしたのかな?」
「お腹いっぱい?」

そう思って見つめ合っていた瞬間!

NHAさんが、私の顔にバナナをぐいっ!と押し付けてきました。

その時の表情が、本当に優しくて。

「ほれ、おまえも食べろ」
そんな顔でした。

・・・ずきゅん。

胸がぎゅっと締め付けられました。

かわいすぎる。
優しすぎる。

「NHAさん、食べてください」と伝えると、

「あ、そう?」みたいな顔で、また落ち着いて食べ始めました。

大きな目で、じーっとこちらを見ながら、
顔にバナナを押し付けてくる姿。

"食べたくない"じゃない。

「お前、お腹空いてないの?」
「これ、お前のじゃないの?」

そんな、母親?おばあちゃんのような優しさだった気がします。
自然に "相手を気づかう人" になっていたNHAさん。

そしてもう一つ。
「あんなに落ち着いて食べられるんだ」

という発見もありました。
2026.05.16.jpg
(バナナを食べ、「ありがとね」の表情ですかね)

あの表情は、きっと
「自分だけ食べるの悪いな」
「お前も食べなさい」
そんな昔からの優しさが、ふっと出た瞬間だったんだと思います。

あのバナナを押し付けてきた瞬間の顔、
たぶん私は、ずっと忘れません

感動した時間を、独り占めしたので
少しだけ、おすそわけです。

ちゃお

一覧ページへ

各種お問い合わせはこちら

お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ

TEL:+84-91-784-7410

  • みちのく荘サービス検索

このページの上へ