2026年05月28日
抑制について考える時間・・・HUE
しんちゃお
体感温度40度が続くベトナム・・・
日陰を歩く、暑い時間帯は出歩かない・・・それが安全
今日は、
「抑制」について小さな勉強会をしました。
正直・・・
ベトナムの病院では抑制は当たり前のように行われています。
「危ないから」
「人がいないから」
「自己抜去するから」
「当たり前だよ、何が悪いんだ?」と言われます
もちろん、
命を守るために必要な場面もあります。
実際、介護ホームでは
今、鼻腔チューブを開始してから何度も自己抜去してしまう利用者さんがいます。
頭をぽりぽりした後、必ず鼻をゴシゴシする癖があります。
その、鼻をゴシゴシの時に一瞬で抜きます。
抜ければ、
栄養が全く入らない。
再挿入は苦痛。
感染のリスクもある。
だから・・・
"今は・・・必要"
でも、
それで終わってはいけないですよね。
今日はみんなで、
「なぜ抑制が必要なのか」
「本人はどんな気持ちなのか」
を話し合いました。
「その人の気持ちを見る」
以前の利用者にも
医療側が
「ベッドから降りないように」と
サークルを紐で結んでいた時がありました
介護側は
「ん?なぜ?それは何か意味があるの?」
「起き出すのは、トイレに行きたいだけでは?」
と考え、
外したことがありました。
"危ないから"
だけでは、
本人の気持ちが見えなくなることがあります。
今回も、
改めて考えました。
本人は苦しいよね...
不安だよね...
介護側も
「本当はしたくない」
「苦しいよね」
「申し訳ない」
そう感じながら関わっています。
・・・あれ?
私たちの関わりに関しては十分だろうか?
気づけば、
オムツ交換、
栄養注入、
「食べて」「飲み込んで」
そんな関わりばかりになっていたかもしれません。
本人からしたら、
「離床しても、いつも目の前を通り過ぎるだけ」
「話しかけられる時は食事のことばかり」
「私の気持ちは分かってくれない」
そんな風に感じているかもしれない。
だから今日の勉強会では、
・少しでも安心できる関わりを増やす
・本人の気持ちを知ろうとする
・苦痛を減らす
・付き添える時間は付き添う
・"外すため" のケアを考え続ける
という話をしました。
スタッフの様々な気持ちも見る事ができました。(医療側スタッフも1名研修に参加しました)
「じゃ、どうしましょうね・・・あ、私がそばに居て見る事は良い事ですか?」
の言葉が、医療スタッフから聞かれました。
良い事ですよ!
「仕方ない」で終わらせない。
「これでいいのかな」
「他に方法ないかな」
「外すために何ができるかな」
「口から食べれるものは何かな・・」
"今は守るため"
でも、
"外すため" に何ができるかを考え続ける。
相手を知り、相手を理解し、安心される存在にならなければなりませんね
介護として大切な視点です。
ちゃお
