2026年04月13日
言葉のない会話・・・INふえ
しんちゃお
様々な感情に出会う今日この頃
数日間、ずっと一人で利用者さんと向き合っていると
本当にいろんな感情に出会います。
(最近、独り占めしています)
泣く、笑う、怒る、喜ぶ----
その一つひとつの表情が、すごくリアルに伝わってきます。
本当はたくさん会話をしたい。
でも、片言のベトナム語と、表情、身振り手振り。
言葉が少ない分、私は"表情で会話"をしています。
「昨日より表情がいいな」
「今日は少し元気がないな」
「お!いつもの顔に戻った」
「...あれ?泣いている?」
そんな小さな変化に気づける時間が、私は好きです。
毎朝、「今日のおやつは何にしよう」
「NHAさんにはこれを試してみよう」
「今日は調子が良さそうだからシャワーにしよう」
「昨夜は良く眠れたかな?眠れないと午前中起きれないんだよな〜」
日課だけじゃなく、その日の"その人"を見て
できることを探していきます。
みんなでテレビを見ていると、
一人の利用者さんが、そ〜っとリモコンに手を伸ばし----
「ポチッ」
テレビが消えました。
隣で笑いながら見ていた利用者さんは、
一瞬で「むすっ」とした表情に変わり、私の方を見る。
(あ...やっちゃった...)
でも、これもその人の今の行動で、
もう一人の今の感情。
その瞬間のそれぞれの想い
シャワー中、「早く終わってよ〜」と訴えていた利用者さん。
でも終わったあと、親指を立てて「いいね〜いや〜良いね〜」と一言。
(あれ?嫌だったんじゃないの?
でも...これで良かったんですか?良かったです)![]()
NHAさんに、今までと違う食べ物を見せると
「...ん?」と目を大きくして、じっと見つめていました。
その一瞬、目がキラッと輝いたんです。
たくさんは食べなかったけど、それでも嬉しい〜。![]()
さっき泣いていた利用者さん。
少し時間をおいて声をかけると、
私のおしりをポンポンと叩く。
言葉はないけど、
「大丈夫」というサインのように感じ
その後は笑顔が戻りました。
(そして、涙の理由を探ります)
時には、家族からこんな声がかかります。
「早く来て!助けて」
「ベッドから落ちそうになるから体に触ると私を叩くんだよ。こわいわ〜」
「あんたの言うことは聞くから、助けてくれ!」
慌てて向かうと----
「お〜ハロ〜」
手を振って、にっこり笑顔。
(あれ...さっきまでの状況は?)
隣で見ていた家族は、
安心したように、私の背中をバンッと叩く。![]()
言葉がなくても、ちゃんと伝わっているのか。
むしろ、言葉がないからこそ見えるものがあります。
