海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2026年03月17日

「バナナは食べるのに、粥は吐き出す理由」

しんちゃお
(今日は文章だけ)

2025年4月、NHAさんは10日間介護ホームを利用されました。
その後一度退居し、2025年11月から再び利用を開始。現在も継続利用されています。

退居していた期間に、実は4〜5回の脳卒中を繰り返したそうです。

それでも介護ホーム利用後は、少しずつ回復が見られました。

  • 褥瘡が完治

  • 歩行ができるようになる

  • トイレを使える

  • 食事を自分で食べられる

家族もとても喜び、継続利用をされています。

ただ一つだけ、ずっと変化があるものがあります。

それは 「食事」 です。

毎月変わる食事状態

NHAさんの食事は、月ごとに状態が変わります。

  • お粥を食べられる時

  • スープ状でないと食べられない時

  • お粥の具材を嫌がる時

食べない時は、飲み込まずに吐き出すこともあります。

ところが不思議なことがあります。

バナナやマンゴーは食べられる。

口にため込むことはありますが、
時間をかけて ゆっくり飲み込むことができます。

1週間で変わったこと

最近1週間、食事量が減ってきました。

今まで
ほぼ全量摂取

だったのが

半分〜1/3程度

明らかに栄養量が減っています。

補食としてミルクなどを出しても、吐き出してしまう。

そしてもう一つの特徴。

  • 液体 → 吐き出す

  • とろみ → 吐き出す

  • バナナ → 食べられる

なぜだろう。

水分不足も心配です。

情報を集めると見えてきたこと

色々な情報を集めると
「夜間不眠」 という話が出てきました。

確かに、

よく眠れていない日は飲み込みが悪い。

そしてもう一つ。

排便困難の時も食事状態が悪くなる。

違和感で落ち着かないのかもしれません。

医療の判断

医療側の判断はシンプルです。

  • 食べられない → 鼻腔チューブ

  • 眠れない → 眠剤

  • 排便困難 → 特に対応なし

ですが、私たちは一度立ち止まります。

本当にそれだけでしょうか。

介護は「理由」を探す

夜眠れないのは、

  • トイレに行きたいのかもしれない

  • 体勢が苦しいのかもしれない

  • 排便の違和感かもしれない

まずは観察。

そこで私は
急遽2日間、夜勤に入ることにしました。

そして今夜

日中、4日ぶりの排便がありました。

そのせいか

今夜はぐっすり眠っています。

明日の食事はどうなるでしょう。

介護ホームは
回復を目指す場所 です。

だからこそ

「食べられない」
だけで終われません。

  • なぜ食べられないのか

  • 何が体に起きているのか

  • 生活の中に理由はないか

そこを見続けることが
介護の役割だと思っています。

明日の食事、どうなるかな。

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