2026年03月10日
家族の愛情と、少しずつ戻る力・・・INフエ
しんちゃお
体にはビタミン必要だな~と、
しみじみ
ビタミンB類は、良いな~と感じるこの頃です。
新規利用者
ICUからの入居
67歳の女性。右半身麻痺。
元・中央病院の看護師さんです。
初めて来られた日、ズボンを履いていませんでした。
ご家族が慌ただしく
「ここに置いて」
「こっちがいい」
「あ、やっぱり...こっちかな」
と次々に声をかけます。
まずは落ち着くために
「一度ベッドで横になりましょう」とお伝えしました。
ご家族は 「暑いからズボンは履かなくていい」と言いましたが、
ご本人に確認すると、
「履く」に頷きました。恥ずかしかったのだと思います。
その後もご家族から
・オムツ交換して
・ツバメの巣を飲ませて
・シャワーして 次々と希望が飛んできます。
おむつかぶれもかなり強く、 優先順位を説明しながら、
一つずつ対応していきました。
ツバメの巣を介助していると、 後ろに数名の家族が立ち、
じっと見ています。(何でそんなに見ているんだろう・・・)
食べた瞬間「おお~!食べた食べた!」 「パチパチ!」 と大喜び。
(何でそんなに喜んでいるんだろう・・・)
後で聞くと、 ここに来る直前まで 鼻腔チューブ だったそうです。
なるほど...と納得しました。
お昼ご飯の時間。
食事をセットすると、ご本人は 自分でスプーンを持ち 上手に口へ運び始めました。
その時、家族はいません。
スタッフみんなで 「すごい!」と大喜び。
私は思わず、喜びの舞をしながら歩いていました。
すると... 扉の横に人影。
娘さんが、こっそり見ていました。
お母さんが自分で食べている姿を見て 号泣していました。
「中に入ってください」と伝えると、 両手で顔を覆い、 首を横に振りながら嗚咽。
私も、もらい泣きをこらえました。
このご家族、愛情が本当に深い。
三人の娘さん それぞれ役割があり、 お父さんにも役割があり、 家族で連携しています。
そして、スタッフの働きもしっかり見ています。

入居して まだ1週間。
それでも、
・歩ける
・トイレに行ける
・失禁がない
・言葉が出る
・自分で食べる
毎日のように状態が変わります。
正直、 サービス計画書が追いつかないくらいの回復(笑)
ただ、ご家族は 良くなった所よりも 「まだ出来ない事」 を見てしまい、悲しみます。
でも私たちは知っています。
1週間前の姿を。
だから、 入居時と今の違いを一緒に振り返りながら
「今の課題は一つ」 そう整理して、 一歩ずつ進んでいこうと思います。
介護は、 身体だけでなく
家族の心も一緒に支える仕事 だと 改めて感じた一日でした。
ちゃお
