海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2026年03月23日

東奥学園高校 海外研修受入レポート パート3

出会いと交流が広げた未来への視野

3月10日、東奥学園高校の海外研修は最終日を迎えました。
わずか3日間の滞在ではありましたが、初日にフエ空港でお迎えした時と比べると、
生徒の皆さまの表情にははっきりとした変化が見られました。
緊張や不安が前面に出ていた到着時とは違い、この頃には周囲の景色や人との出会いを
前向きに楽しもうとする姿勢が自然に表れていました。

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午前中は、技能実習生の送出し機関であるデイスター社を訪問しました。
東奥学園高校では、今回の研修を通じて異文化理解を深めることも重視されているそうで、
同世代のベトナム人技能実習生との交流は、その趣旨に非常に合った時間になったのではないかと思います。

現地では、同じくらいの年頃の技能実習生たちと、
日本語を使ってコミュニケーションを取る場面が多く見られました。
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最初はやや遠慮がちな様子もありましたが、言葉を交わしていくうちに、次第に笑顔が増え、
距離が縮まっていくのがわかりました。教室の中で学ぶ国際理解とは違い、
実際に同世代の相手と向き合うことで生まれる学びは、やはり特別なものがあるように感じます。

交流の中では、ラジオ体操を一緒に行ったり、けん玉大会をしたり、
日本のお菓子を囲みながら、それぞれの将来について語り合ったりする時間がありました。
形式ばった交流ではなく、一緒に身体を動かし、笑い合い、相手の話を聞く中で、
自然に打ち解けていく様子がとても印象的でした。
受入側として見ていても、国が違っても、同じ世代の若者同士だからこそ
生まれる空気があることを改めて感じました。

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午後は、フエ医科薬科大学を訪問しました。
日本への留学経験を持つドクターが、大学および大学附属病院をご案内くださり、
大変温かく迎えてくださいました。こうした受け入れの積み重ねがあるからこそ、
今回の研修はより深く、より実りのあるものになったのだと思います。

大学訪問の中でも、生徒の皆さまはさまざまな場面で積極的に質問をされていました。
また、現地で覚えたベトナム語を実際に使ってみる様子も見られ、短い滞在の中でも、
自分から相手に近づこうとする気持ちが育っていることが伝わってきました。
こうした姿勢は、国際交流においてとても大切なことだと感じます。

さらに、この3日間を通じて、生徒の皆さま同士の関係にも少しずつ変化が見られました。
到着直後は、それぞれが緊張の中で周囲を見ているような印象もありましたが、
日を追うごとに言葉数が増え、互いに声を掛け合いながら行動する場面が多くなっていきました。
海外という非日常の環境が、仲間同士の関係にも良い影響を与えていたのかもしれません。

何より心に残ったのは、最終日には「帰りたくない」「もっとベトナムを知りたい」
といった言葉が聞かれるようになっていたことです。
2日前、フエ空港に到着した時の不安げな表情を思い返すと、その変化は非常に大きなものでした。
たった3日間でも、人はこれほどまでに視野を広げ、見える世界を変えることができるのだと感じさせられました。

今回、東奥学園高校の皆さまを受け入れさせていただき、私たち自身にとっても多くの気づきがありました。
若い世代が異文化の中に身を置き、自分の目で見て、考え、言葉にしようとする姿は、受入側にとっても大きな励みになります。海外の医療・介護現場や文化を知るという経験は、これからの進路や仕事観、そして人との関わり方にも、きっと何らかの形でつながっていくのではないかと思います。

学生の皆さまにとって、この3日間が実りある時間になっていれば、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。
そして願わくは、今回の経験が一過性の思い出で終わるのではなく、将来どこかで再びつながるご縁となり、いつか私たちと一緒に仕事をする機会が生まれれば、それは本当に素晴らしいことだと思います。

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東奥学園高校の皆さま、このたびはフエにお越しいただき、誠にありがとうございました。
今後のますますのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

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