2025年12月13日
「待つことの大切さ」・・・INフエ
シンチャオ
看護師たちは今!月曜日にある、正職員になるための試験があります。
そこに向けて、毎日勉強しているようです。
看護師たちは、なにやらそちらに全集中な日々です・・・
最近
「急かさない」「待つ」「本人のペース」
を、自分に言い聞かせています。
食事の場面
自分でゆっくりこだわって食べる方に対し周りから
「食べて」「これ食べて」と重なった声が聞こえます。
本人も「自分で食べるから!」と伝えてくれています。
それでも何度も言われると
「もう食べない!」と部屋に戻る事もあります。
嚥下力が弱い方
本人は喉を動かし、私も頬を刺激し(よし、あと少しで呑み込む!頑張れ)と見守っていると
「ほら!飲んで!!!」と声が飛び
本人は一瞬「ハッ」とした表情になり、また最初からやり直し。
離床時の何気ない会話
「あ~今、30mの注文したけど、60mが良いかな~どうしようかな・・・疲れた」
「今は朝か?あ、夜か~」
と夢の話をしながら笑っていた時間。
「ほれご飯に行くよ!」と急かされ笑いと会話は途切れ、連れていかれました。
何をそんなに急いでいるのだろう???
待つことで、見えてくるものがあります。
利用者の小さなサイン
本人の「出来る力」
待つことで
相手への気遣いする姿を見れた。
立つことが出来る:歩く事が出来る
丁寧に歯磨きや手洗いが出来る。
自分での動きが増えてきた。
そんな場面が増えています。
日本ではここまで待つのは難しいな・・・贅沢に今は待つことの価値を実感しています。
急がない
奪わない
本人の時間を大切にしていきます。
ちゃお
