海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2025年11月15日

本人らしく・・・INフエ

シンチャオ

先日入居された方
50年以上アメリカえ暮らし、4年前にフエに戻り生活
子供たちはアメリカ在住
自宅では義理の妹と暮らしているそうです。

最近、認知症状が出てきていたそうです。
「お姉さんは性格が変わった」と話してました。
一人でずっと話している。
食事を食べずにお菓子ばかり食べる。
会話が出来ない。などあったそうです。

入院し点滴を抜いたりすため四肢抑制され、悪化したそうです。
2025.11.15 ③.jpg 2025.11.16.jpg
介護ホーム利用、3日目
かなり落ち着きました。
夜も良眠しています。

課題だった排泄・・・失禁なくトイレで排尿出来ています。
普段、発語ははっきりしませんが、排泄後「Cảm ơn.」ありがとう、とはっきり発語

食事は、箸やスプーンを持っての食事は難しいようです。
箸を置き手で食べようとします。
手で持って食べるものは、何でも食べれます。皮も向いて食べます。
(日本だったら、おにぎりなどにして食べてもらえるのにな~寿司にしたら良いのかな~?)
2025.11.15 ④.jpg

その姿を見ると、家族や看護師は
「箸を持って!そうじゃない!ダメ!これを持って食べて!」と
全ての動作を気にして、手を出し行動を否定します。
本人は食べる気を無くしています。

家族に様々説明し「そうか」と言いますが
どうしても本人の行動を止めてしまいます。
食事は手伝う事も多いですが、食べれるようになっています。

本人の馴染みのあるもの、大切な物何かありますか?
「・・・何も無いな~。歌は好き、綺麗な物が好き」
歌を聴かせると、足でリズムを取り、鼻歌を歌い出しました。
2025.11.15 ①.jpg
家に居る時より、表情が良いね~と家族も安心していました。

アメリカの息子さんは、自宅に行かない事を可哀そうだと思っているようです
「一週間後に、自宅に戻って過ごし、また介護科に来て一週間利用を繰り返そうかな~」
「でも、介護科の様子を見てそのままいた方が良ければそうする」
との事です。
環境の変化は本人にとっては、混乱しますよ。と伝えています。
利用中の良い様子を知る事で、利用を続けるかの判断をするため
たくさんの情報を写真と共に毎日連絡しています。

2025.11.15 ②.jpg
歯磨き、洗顔もしっかり出来ます。
シャワーは、衣類を脱ごうとしない、立とうとしない為、間違えたように足元を濡らすと
「あいや~」と立ち上がり衣類を脱いでくれました。

いつか一緒に暮らすであろう親族には、認知症の説明をしていきます。
(性格が変わった・・ではないのです)
「介護」より「認知症」の理解度が低いです。
他の家族の視線も・・・優しい眼差しではありません・・・
「部屋に連れて行ったら?」と言われました。

この地で、認知症を正しく理解してもらえるようにしたいですね。
スタッフ共々、認知症の理解を高め、より良いケアに繋げて行きます。

ちゃお

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