2025年09月16日
医学的な改善ではなくても「まだ出来る事」・・・フエ
シンチャオ!
現在の利用者さん(ICUでの撮影)
去年の6月にも利用された方です。(退居時の写真です)
ICUから入居しました。
Drからは「治療もない、回復の可能性もない。自宅に帰るべきだ」
と言われたそうですが、介護ホームの利用を決めたそうです。
病棟時の状態も意識レベルも低い状態でした。呼吸状態も悪かったです。
入居し、目を開く事も増えてきました。
(それでも、家族は病棟の時より悪い・・・心配だ。と言われた時もあります)
介護ホームスタッフも、終末期・・との認識でいました。
ですが!
目を開く事も増え、手足を動かしてきました。
視線が合うと、笑顔も見られます。
先日は、陰部洗浄時に便器を使用したところ
「パッ!」と目が大きく開き「ん!ん~~」と息み始めました。
え???わああああああ~凄い!と、拍手してしまいました。
(本人は必死に息んでいました。拍手のタイミングを間違えました。スミマセン)
その他も、小さな変化が増えてきました。
その小さな変化と共に、小さな可能性も出てきました。
家族は、入居時から大きな期待をしています。
介護ホーム利用すると元気になる。と思っている為です
小さな変化を見つけ一緒に喜ぶ事から始めましょう、と伝えています。
プランも説明し納得しています。
一瞬一瞬の反応がしっかりしてきました。
声掛けに、視線を合わせてうなずいてくれました。
家族もビックリです。
「まだ出来る事」「まだ伝わる事」が沢山あります。
小さな変化を見つけ、最期まで可能性を信じて寄り添っていきます。
ちゃお