海外事業部 ベトナム/フエ事業所

2025年07月05日

Hẹn gặp lại(また会いましょう!)

シンチャオ
とあるcafeの席に座り
隣からドリアンの匂いが漂い、鼻呼吸をやめコーヒーの味もしなくなったこの頃・・・

3ヶ月近く利用された方が、先日退居されました。
入居当時は、言葉も出ず、自ら動くことも出来ませんでした。
2025.04.18 ②.jpg
付き添い家族の母への強い想い、何より本人の強い意志で状態が良くなりました。
退居後は、アメリカの自宅へは戻らずフエの実家へ戻ります。
アメリカへは、来年に戻る予定だそうです。
それまでは、実家で親族の手伝いと、息子の介護で更なる回復を目指しているそうです。

Lo lắng・・・心配)

最近、利用者が増えてから、職員が今までのように自分に接しないことを不満に思い
「もう、私のことは心配じゃ無いんだ!」「もう私には接してくれないんだ!」と毎日怒られました。
(3人同室で、面会やケア、全てが筒抜けのため、本人以外に接しているとよく怒られました)
  

ですが、退居の前日
「あなたたちは、私以外の患者にもしっかりと接している。平等にケアしている」
「それはプロだな、と感じるよ」「これからも、介護ホームの患者に良いケアをして頑張ってね」
2025.07.04 ③.jpg  2025.07.04 ④.jpg
たくさん怒られ、たくさん笑い合った日々、言葉が通じなくてイライラさせたこともありました。
最近は、日本語にも返事をしてくれるようになりました。
「何となく言ってることは分かるんだよ~」と(笑)
心は言語の壁を超える!言葉がなくても心が語る!
その事を実感しました。
2025.07.04 ①.jpg

契約時に家族によく聞かれることがあります
「日本人で、言葉が分からないけど大丈夫かな・・・」と
これからは
言葉じゃなくても、心で会話しますから!
カッコよく伝えてみようかと思います笑

2025.07.04 ⑤.jpg
退居時は、しっかり化粧もしました。

退居までの間に、自宅に「平行棒」を作りたい。と希望され
高さ、太さ、などをアドバイス。
(平行棒ではなく、廊下に手すりの設置を進めましたが「自分の家じゃないから出来ないんだよ・・・」)
トイレやシャワー室には手すりを付けたそうです。
自宅に戻ってからも、運動しているようです。
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(自宅に作った平行棒:自宅の寝室)

介護する息子さんの負担も心配です。
「心配だよね・・ありがとう。ただ今は自分がやるしかないんだよ。」
「困ったら電話するよ・・・アドバイス頂戴ね」と優しい眼差しで話していました。
2025.07.04.jpg

現在の介護ホームは
特養とは違い、自宅に戻ることを目指しています。
今までの利用者も退居後に遊びに来たり、時々直接連絡がきます。
このような繋がりも、ベトナムならではです。
2025.07.04 ⑥.jpg
(自宅での良い笑顔です)

どこかで会えることを楽しみにしています。
遊びに行きます!
Hẹn gặp lại

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