2025年06月02日
心配な別れ・・・INフエ
シンチャオ・・・
約半年利用されていた、住職さん・・・
昨日退居されました。
2日前に急に決まりました。
契約者の甥御さんは「退居はしない、と決めていたが。自分一人の判断できめれなくなった・・・」
と退居が決まりました。
退居が決まると、面会が増え「帰るんだよ」「帰るんだよ」と住職さんへ伝えるため
住職さんは「え?今?」と何が何だか・・・の様子です。
写真を撮る為に、眠い中離床され嫌がり
退居日は、いつもは寝てる時間帯(朝6:30)に面会あり「衣類を着せて起こして!」と
要求。退居まで3時間もあるのに・・・
素敵な服ですが、本人は意に反した事ばかりで大声で叫びます。
帰るまで、休みましょう。と促しますが、面会者は「起こしておいて!もうすぐ帰るから」
(帰るまで、まだ3時間もあるんですが・・・)
もう住職さんは、眠気と苛立ちマックスです!!!
「部屋に戻るんだ!部屋に戻る!触るな!触るな!」
「灯油をかぶって火をつける!!!」
と、持っていた尿器を頭からかぶろうとしています。
(サークルに引っかけるように、尿器入れを手作りしました。だいぶ役立ちました~)
救急車で2時間・・・養子の自宅へ行くそうです。
(自分のお寺には戻りません)
尿器だけを抱きしめて、救急車へ乗り込みました。
車中も叫び、養子の自宅についても叫び続けていたそうです。
(眠らせるように、くすりを注射したそうです・・・)
甥御さんから連絡あり
「今までありがとうございました。お礼を伝えたいので、住所を教えて下さい」
「養子の自宅では、長くても一か月くらい暮らせればいいと思う。それまで色々準備する」
「で介護ホームに戻って来ます!戻ってきたら、もう100歳まで帰りませんから!!!」
「ほんとうに、いままでありがとうございました。(ベッドは確保しておいて!)」
さつまいもを見ると、住職さんを思い出し
お寺をみると、住職さんお思い出し
部屋に行くと、住職さんを思いだす・・・
心配ですが、いつかは別れはきます。
どんなに心配していても退居すると、めちゃめちゃ元気になっていた利用者もいました。
住職さん、色々勉強になりました。
こちらこそありがとうございました。
せば!