2025年06月23日
溢れる思い・・・INフエ
シンチャオ!
女性利用者さん
状態良くなり歩行も安定し、杖歩行を練習しています。
退居する時期も決めたようです。
いつかは退居するのですが、心配、寂しさ・・・感情が溢れます。
本人も退居を理解しています。その為か
自分自身に更にエンジンをかけているように感じます。
まだまだ、思いを直ぐに言葉にできずにイラつく事もあります。
自分にエンジンを掛ければかけるほど、言葉が出なくなることも度々・・・
私は考えます
・・・少し気分転換が必要かな・・・何ができるかな・・・
・・・あ、日本食が好きだ!・・・そうだ!日本食を作り皆で食事をしよう!
「日曜日に日本食を作るので、みんなで食べましょう!」
と本人に伝えると、当日を楽しみにしていました。
当日
海苔巻き・寿司・みたらし団子・などなど日本食を作りました。
「も、はい、ばー、よー!」で乾杯です。
「美味しい!」「好きなんだよ」「アメリカでも寿司は食べていたよ」
他にも日本の物を食べてもらったりしながら、賑やかな食事の時間でした。
満足してくれたようで
眠そうな表情をしていたため、疲れたのかな?休んでもらそうか・・・と声をかけると
「ありがとうね・・・2人とも本当にありがとうね・・・」と言ったあと
急に「・・うっ」と声が漏れました。
え?何?と思ってみたら
号泣していました・・・泣
嗚咽をこらえていたようです・・・
様々な思いが溢れたようです。
我慢しないで良いですよ・・・と声をかけていると
息子さんが「好きに泣いていいよ」
「その涙は、綺麗な涙だよ。たくさん出しても良い涙だから」と
(ま〜アメリカ人ですね)
こんなに喜んでもらう事ができて良かったです。
あの涙は、どんな涙だったのかな。
落ち着いた後に自ら話し始めました。
「今日は本当に良い日だった」「杖でも歩けるようになったし」
「いろんな人が手伝ってくれて感謝している」などなど
こちらこそ、ありがとうございます。
良い日だと感じることが出来て良かったです。
ちゃお