シンチャオ！

法人ではベトナム・フエ市にあります、
ベトナム保健省フエ中央病院との協働事業に基づき、
フエ中央病院での介護の実践へ向けた取り組みをしております。

今回は、コロナ明け初めてのセミナー開催ということもあり、
主に病院のドクターやナースを対象とした介護と医療の違いについて、
日本における介護の位置づけ、法人の介護サービスの紹介を中心とする
セミナーを開催いたしました。

当初の予定よりも来場者が増え、当日の参加者は約300名。
フエ中央病院からは副院長をはじめとする関係者約250名。
フエ中央病院以外からは、フエ省保健局やその他行政機関、
ならびに、フエ省内の専門病院や医療センターのドクターやナース、
フエ在住の日本人など、約50名が参加してくださいました。

　

理事長の中山からは、
法人事業の紹介のみならず、日本式介護（おもてなし介護）や介護DXについて
相談・訪問・通所・宿泊の各サービスの紹介をしました。
常務理事の益城からは、
介護度認定方法と具体的に提供できるサービスの紹介をしました。

セミナーの中で、フエ省のハウ保健局長は、
「フエ省内でも高齢者の数が13万人を超え、人口の14%に達している。
高齢者に対する社会政策、インフラ整備、人材育成などは、フエ省が抱える大きな課題です。
その中で、青森社会福祉振興団がこうしてフエで新たな道筋を作ってくれているのは、
非常にありがたい。」というお話をいただきました。

今後、具体的な準備を進めて介護の実践をしていきます。

追記
セミナー終了後の、関係者のチームビルディングパーティの一コマです。

一緒に食事をしたり、お酒を飲んだりというコミュニケーションも、
ベトナムではまだまだ大事な文化です。
こうした場面でお互いの懐をオープンにして、お互いの意見を真摯にぶつけ合いながら、
次の道へ一歩一歩、歩みを進めます。

チャオ！