みちのく訪問看護ステーション

2022年04月26日

春の陽気にご注意!

こんにちは!

訪問看護の沢田です!

最近ではむつでも桜は満開を迎え、気温も20℃近くまで上がる過ごしやすい日が増えてきましたね♪

そんな時期は意外にも体の調子を崩しやすい時期でもあるのです!

自律神経の乱れ

自律神経とは体の機能を自動的に調整する機能です。

自律神経には交感神経(興奮している時に活発になる神経)と副交感神経(リラックスしている時に活発になる神経)があります。

冬の寒い時期には体を温めるために交感神経が活発に働いています。

暖かくなるにつれて副交感神経が活発になってきますが、春は暖かい日ばかりではありません。

寒暖の差によって服装の調整が難しいように自律神経の調整も難しくなります。

自律神経の調整がうまくできないことが体調不良の原因になります。

不眠

春は睡眠に集中しにくい条件が重なっています。

◎日の出が早くなり、日を浴びることで脳が覚醒する

◎環境が変わる節目の季節なので起床時間が変化しやすい

◎アレルギー体質の人は花粉に体が反応してしまう

◎環境の変化に心が対応できず考え事が多くなる

春は早めに布団に入ることで日の出までに余裕ができて熟睡時間が伸びます。

考え事をしてしまうときはアイマスクで視界を暗くし、副交感神経を優位にしましょう。

春うつ

春は多くの人の環境が変わる季節です。

心機一転、新たな気持ちで頑張ろうと思う一方、今までと違う環境に不安や緊張を感じるものです。

緊張や不安を感じると交感神経が活発化します。

自律神経の乱れが春うつへとつながるので息抜きをしてリラックスすることを心掛けましょう。

冷え

冬は体温を無駄にしないように交感神経が活性化し血管がぎゅっと締まっています。

春は寒暖の差が激しく、急激な温度変化に自律神経の働きが間に合わなくなり、冷えやすくなります。

冷えの対策は頭寒足熱です!

下半身を温めると血行が促進され、温まった血液が体中を巡り、全身が温まります。

ストレス

新たな環境でのスタートは楽しみも多いですが、不安や緊張もあり知らず知らずのうちに大きなストレスを抱えてしまいます。

5月病は新入生や新社会人に多いイメージですが、迎える側にも変化はあります。

☆ストレスをためないように・・・☆

◎相談する

◎ストレスに敏感になる

◎自分のためだけに好きなことをする時間を作る

◎くよくよ悩まない

◎助けてもらえる人を作っておく


最後に・・・

春は環境と気温の変化で自律神経が乱れやすい季節です。

自律神経や体調を整えて暖かい季節を思い切り楽しみましょう!

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