みちのく訪問看護ステーション

2017年06月21日

食中毒について

みなさんこんにちは☆

暑い日が続くようになってきましたが朝晩は寒かったりと気温の変化に体調を崩していませんか??

今回はこれからの季節によく耳にする〝食中毒〟についてお話ししたいと思います。

食中毒にも種類があり症状や対処法も異なります。2017.6.27(4).png

食事作りで注意する点などもまとめてみました。

食中毒とは?

→食品等についていた細菌や毒素、ウイルス、化学物質、自然毒などによって引き起こされる健康障害のことを言います。

主な原因は細菌とウイルスです。

今回は今の季節に起こりやすい細菌が原因の食中毒を中心にお話ししたいと思います。

【細菌による食中毒】

 食べ物についている細菌やその毒素によって様々な症状が起こります。主な症状としては腹痛・下痢・おう吐・発熱などがみられます。肉類・魚介類・卵やそれらの加工品が代表です。生の状態で食べたり加熱が不十分だったときに食中毒発生のリスクは高まります。 

 カンピロバクター、O-157(病原性大腸菌)、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌などの細菌があります。

 細菌による食中毒は5.6月くらいに増加しだして7~9月が多くなっています。細菌は気温が暖かく、湿気の多い時期には大量に増加します。

 

 私達が暮らしている日本の梅雨から夏にかけての時期は細菌による食中毒が発生しやすい季節です。

 職場や学校にお弁当を持っていく人も多いと思います。今の時期は運動会などでお弁当を作る機会も増えると思います。お弁当は作ってからある程度の時間が経ってから食べるものなので、ご飯やおかずの内容や温度によっては食べるまでの間に傷んでしまう事があります。食中毒にかからないためには予防が大事です。

【お弁当を作る時に気を付けたい食中毒予防】

①お弁当の容器

 きれいに洗って良く乾かす事が大事です。ふたのパッキン部分は汚れがつきやすいので分解して洗っておきましょう。酢をうすめてキッチンペーパーに染み込ませ弁当箱を拭いておくことも菌の繁殖を抑える事が出来ます。

②おかず

 しっかり加熱することが大事です。前日の残り物を使う時はもう一度加熱しましょう。

生野菜や汁気の多い和え物、サラダは避けましょう。煮物はしっかり煮詰めて水分を飛ばすようにしましょう。2017.6.27(2).jpg

③ご飯

 お握りは手で握るよりラップを使うのがおススメです。ご飯もおかずも冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。熱いうちにふたをすると水蒸気がこもって食べ物が痛む原因になります。

④お弁当の置き場所

 できるだけ涼しい場所に置きましょう。保冷剤をお弁当箱のふたの上に乗せておくのも効果的です。日の当たる場所や車の中には絶対に置かないようにしましょう。

食中毒にならないために手洗いを十分に行う、調理器具も清潔に保つ、十分な加熱・温度管理に気をつけましょう。

食中毒かも!?と思ったら市販の内服薬等は使用せず早めに医療機関を受診しましょう。2017.6.27(5).jpg

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