介護×ロボット ICTプロジェクト
2025年08月26日
どんな仕事でもそうかも?
当法人では今年度QC活動に力を入れております。
ここで今更ながらおさらいですが、QC手法についてです。
QC手法とは、改善の7ステップ(①テーマ選定、②現状調査と目標値設定、③要因の分析、④対策の立案・実施、⑤効果の確認、⑥標準化と定着、⑦反省と課題)を結成したチームメンバーで役割分担し行っていく手法です。用語で並べると自分もピンと来なかったのですが、改善したい業務を見直す際には意外と理屈が通っていると個人的には思っています。
本当にちょっとした事でも良いのですが、例えば、
①テーマ:「なぜ○○ユニットのトイレットペーパー補充業務は時間がかかるのだろう?」
②現状把握:「トイレットペーパー補充には1日○分要している事がわかった」
目標設定:「トイレットペーパー補充を1日△分にしよう」
③要因分析:「○分要している要因がトイレットペーパー保管場所に取りに行く事に□分かかっている事だった」
④対策立案・実施:「△分にするために、ユニット近くの○○○室に中継保管場所を設けよう」
⑤効果確認:「○○○室に中継保管場所を設けた事により1日△分まで軽減できた」
⑥標準化と管理:「トイレットペーパーをユニット近くの○○○室に取りに行く事をルール・文書化してユニット職員に定着させよう」
⑦反省と課題:「でも○○○室自体への補充ルールも明確化必要」
上記は"例えば"の内容ですが、ちょっとした事が職員個々でバラバラなやり方がそのままになっており、できる人とできない人が存在し効率が悪くなっている事が色々あると思います。
それをQC手法により根拠ある原因と改善内容を関係職員に提示、そして納得いただいた上での改善業務として関係職員みんなに同じ事をしてもらえると思います。
この活動は時間を要する事かもしれませんが、改善内容に変更・統一まではブレないと思いますので、QCはある意味どんな仕事でも見直す(急がば回れ的な)近道なのかなと思っているこの頃です。